5.242017
ミラーのキズ
ミラーのキズ
ウルトラブライトミラーはガラス製です。ステンレスミラーと違い、どうしても落とすと割れますし、傷もつきます。 ミラーにキズを付けず、長持ちさせるためにオススメの扱い方をお伝えします。
ポイントは、「鏡面だけは傷つけないこと」と「他のインスツルメントと分けること」です。
シーン別に気をつけていただきたいことを挙げてみました。
撮影中
ミラーのオモテ面には特殊コーティングを施していますので、患者さんの歯に当てないように気をつけてください。
撮影中にはどうしてもミラーが患者さんの歯に当たってしまいますが、 ウラ面はコーティングを行っていませんので、対合歯によるキズを気にする必要はありません。
ウラ面を犠牲にすることで、オモテ面のキズが軽減されるかと思います。
洗浄時
中性洗剤を使い、優しく洗ってください。 スポンジに金属の塵、サビがついていることがあるので、可能であればミラー洗浄専用のスポンジを用意いただければベストです。
オートクレーブ時
オートクレーブの乾燥工程はしないでください。水の痕水が鏡面に残り、しみになる可能性があります。 滅菌バッグに直接入れないでください。コーティングが滅菌バッグのビニールに付着し、剥がれてしまうことがあります。
ハンドスケーラーやハンドピースなど、他の金属製インスツルメントとぶつかり合ってミラー鏡面を傷つけてしまうことがあるので、分けて扱ってください。
シリコングリップもオートクレーブ可能ですが、グリップを取り外すときにミラーを落とさないように気をつけてください。ミラーを落とすことが不安なのであれば、シリコングリップは外さないという選択もあるかと思います。
保管の時
保管するときには、清潔な布等の上に、ミラーのウラ面を下にして置き、他のモノと接触しないように注意してください。
また布の袋にミラーを入れられることがありますが、静電気で粉塵やホコリが付着することがありますので、 エアダスターなどの空気で付着粉塵を吹き飛ばす等、月に一度程度は袋のメンテナンスをしてください。
ミラーにキズがつきやすいのは、使用中よりも保管時だと言われています。
ミラーラックDT
弊社では「ミラーラックDT」というウルトラブライトミラーを保管するためのツールを販売しております。
保管するときに、立てて保管することで、ホコリが乗りにくくなります。また乾燥の際に水滴を下に落とすことができ、水の跡が残りにくい設計になっています。
ウルトラブライトデンタルミラー専用ラック
- 5本までのミラー収納
- ステンレス製でオートクレーブにも対応
- シリコンチューブが各所を保護
- 両サイド・下部4か所のバンパーが滑り出しや小型ミラーの落下を防止
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